たまたま通りかかりまして
土曜日に時間ができまして、暇つぶしに東京都内をぶらぶらしてきました。
日本橋から銀座方面に向かって散歩しつつ、銀座にある伊東屋さん(文房具屋さん)に寄ろうかな、なんて考えていたのですが、その途中の京橋のあたりが、村上が知っている街並みと随分とかわっており、とても驚きました。
(昔小さなオフィスビルがあったあたりが再開発されており、でっかいビルになっていました。)
CREATIVE MUSEUM TOKYOという美術館があることを知り、電車のつり革広告で最近よく見る
「ぜんぶ、北斎のしわざでした。展」
が開催されていたので、いってきました。
200年前のマンガ
葛飾北斎というと大波の絵を知っているくらいなのですが、なんとびっくり、当時の表現技法が現在のマンガやアニメのルーツといわれているそうです。
コレクターの方が作品を貸出されての展示イベントだったのですが、かなりの数の作品が説明書きと共に展示されていました。
200年前ですので、すべて紙と筆で書かれており(版画で複製していたらしいです)、その繊細さとテクニック(白黒で、光り輝いていることをどのように表現するのか、人や動物の動きをどのように表現するのかなど)にとても驚きました。
一つの作品の作成に、ものすごい時間がかかっていると思われ(書き損じとかどうするんでしょうかね。始めから書き直し?)、それを生業にしていたとはいえ、
よくぞ、ここまで、、、
という感想を抱きました。
費やした時間が壮大だからこその人気なのだと思ったわけです。
エネルギーをもらえる
週末は近所にジョギングに行ったりはしますが、基本ゆったり過ごすことが多く、ゲームばかりをやって過ごしてしまうと、妙な罪悪感に苛まれることがあります。
ふとしたきっかけで、立ち寄ることとなった展示会だったのですが、200年前に創作された作品をみてエネルギーをもらうことができました。
私が生み出したものが200年後に残っていることはないとは思いますが、楽しみながらお仕事を続けていきたいと思います。
日々精進。
【お仕事のはなし】「税務調査を今一度ちゃんと考えてみる本」(税務経理協会様)

