いろいろなことに興味がわきます。
すべての人に平等に時間は与えられているわけでして、自分一人で経験できることなんて、たかが知れていると思っています。
なので、自分がやったことがないことや、今後やってみたいと思っていることを、すでにされた方に出会うと、興味で、いろいろと質問してしまいます。
質問をすると、コスパの話をしていると自動変換される
私の質問の仕方が悪いからかもしれませんが、
「どうでしたか?」
「金額に見合いましたか?」
なんて聞き方をしてしまうので、ただ単に興味で聞いているにも関わらず、コスパについて聞いていると勘違いされてしまうことが、最近ありました。
(「最近みんな、コスパ、コスパっていうけど、そういうもんじゃないんだよなぁ~。」というリアクションをされていました。)
確かに、最近は、タイパやコスパといった言葉がそこら中にありますし、実際に多くの人たちがこれらを意識して生活をしていると思います。
もちろん、私も少しはそうですが、でも、そんな短期的な視点では気づけないことって、いっぱいあるように思っております。
特に人間関係に関連するものは、
「無駄だなぁ~。。」
なんて思っていたものが、のちのち役立ったりすることもあると思っています。
子供の頃、本当に無駄なことを、ゆる~く友達と、ふざけたりして、やっていたのって、その瞬間だけを見たらコスパやタイパがよくないかもしれませんが、大人になって思うのですが、すごくかけがえのないものだったなと思うわけです。
監査法人の若手の方
ふと、監査法人にいた頃にご一緒した、若手の方のコメントを思い出しました。
この方の口癖が
「そもそも、」
でして、確かに、根本から考え直してみることは大切だと思うのですが、何か大きな勘違いをしている感じだったんですよね。
なぜ、「そもそも、」と言い出すのかをいろいろと話して探ってみたところ、つまるところ、コスパやタイパと言った観点から、やる意味がわかないみたいなことを頻繁に言っていただけのようでした。
(「そもそも、これ本当に必要ですか?」という発言をしていたとすると、経験をし、熟考した後の意見ではなく、ただ単に、めんどくさいからやりたくない、コスパが良くないからという短期的な視点からの意見だったということです。)
もちろん、すべてが無駄ではないとまでは言いませんが、
「もっとたくさん経験をすると、見えてくることが違うのになぁ~。」
と当時感じていました。
ですが、監査法人採用の年次で言うと向こうが上だったので、ほったらかしにしていました。
ちなみに、コスパとタイパを追い求めた結果、彼が現在どうなっているのかはわかりません。
めっちゃ偉くなっているかもしれません。
(総じて、こういった、ちょっと変わってるなくらいの人の方が出世するという(笑))
聞きにくい
普段、お仕事でお付き合いがある方々は私よりもはるかに年上の方々です。
なので、村上は若い世代に、まるっと、一纏めにしてとらえられがちなわけです。
私はそこまでコスパとかタイパを意識していないのですが、世の中がそういった風潮にあるので、村上が発した言葉も自然とそういった意味で受け取られてしまいます。
難しいですね。言葉のやりとりって。
ただ単に、興味があって、質問をするにあたって、
「どうでした?!?!?」
にバリエーションを持たせて聞いてみただけだったんですが、コスパの質問になってしまいました。
う~~ん。難しい。
これに懲りずに、いろいろなことに興味を持って、質問をし続けるようにしようと思います。
日々精進。