税法は括弧書きが多くて読みづらい
税法は他の法律と違って、かっこ書きが非常に多く読みづらい法律です。
なので、税大の研修などで、法律を読むときは色を塗りながら読むと読みやすくなると教わります(教わるのか、教育官がそうしていたからかは忘れました)。
細かなことですが、色鉛筆派とマーカー派がありまして、私はマーカー派で、本文は黄色マーカー、本文内のカッコ書きが赤マーカー、カッコ書き内のカッコ書きには緑マーカーを使っていました(微妙にルールが守られていないことがうかがわれますが、こんな感じになります)。
塗るのは結構楽しく塗っているのですが(この時は税法を読むのではなく、今がカッコ内のカッコなのか、本文内のカッコなのかに注力します。)、たまに塗り間違えをしたりすると非常に残念な気持ちになるのと、忙しいときなどは、正直言って、めんどくさく感じることもあります。
税務研究会さんのデータベース
と、これまでアナログな対応をしていたのですが、最近、税務研究会さんのデータベースで法律や通達を調べることができ、そして、色分け機能があること(下図)
カッコ書きを省略して表示する機能があること(下図)
を知って、感動しました。
六法を毎年購入していたのですが、これだけ便利ですと、購入することすら考えさせられます(目次から全体感を把握して、それから細に入るといったことをするときは紙の六法でないと難しいですが)。
ちなみに法人税法や所得税法よりも、租税特別措置法のほうがよりカオスなことになっています。
主税局で担当されている方、本当にすごいと思います。
日々精進。