連載の執筆
税経通信という専門誌で連載の執筆をしているのですが、執筆した号の発刊後に、毎号、執筆者用の見本誌が送られてきます。
税務を生業としていると情報収集が命ですし、せっかくですので、他の方が書かれた記事も読むようにしています。
著名な学者さんから、実務家まで、著者の経歴がバラエティに富んでおり、楽しく読ませてもらっています。
歩んできたキャリアで、文章の書きぶりやトピックに色が出ていておもしろいです。
大原で一緒だった人
この専門誌の特徴なように思っているのですが、割と若手の方(30代くらい)の方にも執筆のチャンスをくださっている(私も恩恵にあずかっている一人ですね)ように思っております。
同世代がどのようなことを考え、そして、どのようなことをしているのかに興味がありますので、執筆者の方が若手の方の場合は、積極的に記事を読むようにしています。
最新号で、私が資格の大原の会計士講座に通っていた際に、同じ教室にいらっしゃった方が執筆されていました。
当時の受験生仲間が教えてくれたのですが、会計士受験生のなかでは、かなり珍しい理系出身の方で、選択科目(民法・経済学・経営学・統計学から一つを選択)で統計学を選択されたらしく、あと、理系の方独特の雰囲気をお持ちだったので、この方のことを覚えていました。
記事の初めに略歴が書かれていますので、拝見してみたところ、会計士試験に合格されたのち、監査法人に入り、その後独立開業されているようでした。
別に彼を追っかけているわけではないのですが、こうやって、この業界で知っている人を見かけると、会計士の業界って本当に狭いなと思います。
そのほかの会計士達
個人事務所の本格稼働をしてから、より一層強く感じるのですが、会計士のコミュニティーって本当に狭いです。
一人か二人くらい辿ると、知り合いの会計士につながります。
てっきり、デロイト村、KPMG村、EY村、PWC村みたいな感じなのかと思っていたのですが、そんなことはなく、村の垣根を超えて、つながったりすることもよくあります。
会計士の知り合いをとおして、他の会計士を紹介していただけることがあるのですが、
あずさ会計士→トーマツ会計士→トーマツ会計士(村上の先輩)
といったことが起きます。
業界の狭さを感じるたびに、ちゃんと真面目に働いていてよかったなと思います。
日々精進。