裏切り者のイメージ
人間って、一度持ったイメージに囚われてしまいがちなように思います。
たとえば、とある方が、とある組織体から、裏切り者のイメージを受けたとします。
稼ぐため、いっきに知名度を上げるために、その組織体の内部情報を利用した場面などです。
世の中でウケる情報って、この手のものだったりするので、その情報が瞬く間に広がるので、いっきに知名度を上げるという目的は果たせると思うのですが、その引き換えに、その組織体からは、裏切り者のイメージを持たれてしまうように思います。
その後変わっても見てくれていない
その方には、もともとそういった意思があったわけではなかった(良い様に利用された?)、もしくは、時が経つにつれて考えが変わってきたとします。
そして、クリーンなイメージに大変貌を遂げたとしても、残念ながら、一度、裏切り者のイメージを持たれてしまうと、そういった感情を持った人たちの印象は、そう簡単には変わらないようです。
そもそも、その方のことを積極的にもっと知ろうとは思わないと思いますので、たとえ、その方が大変貌していようが、知る由もないということではないかと思っています。
物言いや考え方といった根本的なことは、大人になる過程で出来上がってしまっているので、180度変わることはそうそうないとは思うのですが、表現がだいぶマイルドになったりはするようにも思うのですが、なかなか難しいようです。
捨てる神あれば拾う神あり
世の中の面白いなと思う点は、みんなの意見が完全に一致することはないということです。
立場によっては、裏切り者とされた方がウェルカムだったりするわけです。
たくさんを敵に回してしまったとしても(そもそもたくさんなのかも謎)、落ち着いて全体を見渡してみると、そもそも関心がない人たちが大半で、騒いでいるのは身近な少数の人たちで、さらに言うと、その内、声が大きい人たちは、もっと少数ということも結構あるように思います。
個人的には、何事にもニュートラルに生きていたいと思っていますので、静かにしている派です。
裏切り者扱いされている方に関するネガティブな話を聞く機会があり、いろいろと思うところがあったので、少し書いてみました。
日々精進。