税務の英語の表現って悩ましいです
税務の用語って難しいなと思っています。
たとえ、日本語であったとしても、日本で税務に関わる仕事をしている方以外にはなかなか伝わらないですし、専門家であっても、しょっちゅう目にするので、自然と慣れては来ますが、新しい制度の新しい用語などには未だに苦戦します。
日本にお住いの外国人の方でも、日本で働いている場合は、日本で所得税の確定申告が必要になることがあります。
英語のインストラクターの先生が、まさにその状況に置かれていたことがあり、口頭である程度説明はしたのですが、メールでも送っておくと便利かなと思って、質問を受けた制度の概要を英語で送ったことがあります。
その際に参考にしたのが、日本の税制を英語と日本語で併記している書籍だったのですが、おそらく、この書籍、日本の税制を日本語でお固く説明したものを、そのまま英訳しているようで、
「英語としては読めるけど、結局、どうしたら良いのかわからない。」
となってしまいました。
OECDが用語集を公表してくれていました
そういった経験があったので、英語で説明をするにしても、日本語と同様に、かみ砕いて説明をしなければならないなと思っているのですが、かみ砕く場合、言葉選びがちゃんとできるレベルの英語力が求められてしまい、結構悩ましいなと思っていました。
(丁寧に越したことはないのだとは思いますが、ちょうどいい温度感で表現したいなという欲求がありまして。)
この悩みを英語のインストラクターの先生に相談したところ、ちょうどいいのがあるよといって教えてくれたのが、OECDの用語集です。
さらっとしか読んでいませんが、確かに、そこまでお堅い表現は使っていなさそうですので、とても重宝しそうな情報です。
OECDに感謝ですね。
日々精進。