情熱大陸
情熱大陸が好きです。
その道のプロが信念をもって、仕事に取り組んでいるのを見ることができるので。
2023年10月15日放送の情熱大陸が、東京湾の水先人にフォーカスしたものでした。
こんな仕事があるんですね
羽田空港に着陸している飛行機の機内の窓から外をのぞくと、東京湾が見えることがあります。
普段は意識しないのですが、大小さまざまな船がたくさん見えたのを覚えています。
てっきり、それぞれの船長が自分で判断して、ぶつからないように運航しているのだと思っていたのですが、さすがにあれだけの船が出入りするので、そんなわけはなく、水先人と言う職業の方が、船の安全な操船をサポートしているようです。
おっきな物やたくさんの人が一人の判断のもとに動く
専門職って、やっぱりかっこいいなと思います。
高層マンションくらいのサイズの豪華客船に、水先人の方が乗り込んで、東京湾側にいる管制塔(飛行機じゃないので海の場合はなんていうんでしょうかね。)のスタッフや、周りの船と無線で話しながら、運行経路などを判断し、決定していました。
とても大きな物や、それを動かすためのたくさんの人たちが、この水先人の方の判断に従うことで、安全な運航が保たれている光景を見て、やっぱり専門職ってかっこいいなと思ったということです。
橋のすれすれを行く
大きな船ですので、東京ゲートブリッジ(東京湾にかかっている大きな橋。この橋だったはず。)の下を通るのも、決まったルートを通る必要があり、実際の映像を見ていると、本当に、橋にぶつかるぎりぎりのところを通っていました。
水先人の方にとっては、いつものことなのだとは思いますが、めちゃくちゃ重責ですよね。
かすっただけでも大惨事になってしまうのではないかと思います。
どこへ行ってしまった、この思い。
映像を見ていて、ふと、国税調査官を目指していた頃を思い出しました。
専門性があり、査察なんかですと重責ですし、かっこいいなと思っていた頃です。
月日は流れ、いつのまにか、そんなフレッシュな気持ちもどこかへ行ってしまいました。
この番組でフォーカスされていた方、相当長いこと水先人としてのお仕事を全うされているようですが、情熱を絶やさず、誇りを持って、お仕事に取り組まれていたので本当に尊敬です。
最後に、新人の水先人さんも紹介されていました。
一つ一つ経験を積んで、素敵な水先人さんになって欲しいなと思います。
日々精進。