決済手段に幅を持たせるために
とあるお客様から、私の報酬の決済にPayPalを使えないかとお問い合わせをいただきました。
手数料が高いので、正直あまり使いたくないのですが、件数が多くあるわけでもないし、たまになら良いかと考え、いろいろとやりとりをした結果、PayPalさんを使ってみることにしました。
普段と違う入出金があるとそうなるそうです
もともとアカウントは持っておりまして、でもビジネス用でなかったので、本人確認をするなどして、ビジネス用のアカウントにする手続きをしていました。
そんななか、お客様から送金を受けようとしているというメッセージが、PayPalさんから私に来ました。
よくわからんが、送金できるんだと思って、ログインをして、入金の承諾のようなものをしたところ、アカウントが凍結されてしまいました。
いろいろと調べてみたところ、普段とは違う入出金があると強制的に凍結するようになっているようです。
どういったことが起きると凍結されるのかの詳細は公表されていないのですが、メールを読むにそのようなことが書いてありました。
問い合わせてはみたものの
もともと、PayPalさんをあまり利用していなかったので、デポジットがあるわけでもなく、凍結されて困ったことと言えば、決済方法をPayPalさんにしている他のサービスをクレジットカード決済に変更する手間が生じたくらいでした。
(念のためですが、お客様側でも送金扱いとなっていないようです。確認しました。)
とはいえ、アカウントが凍結されたことは不本意ですので、なんとか元の状態に戻せないかといろいろと調べたみたところ、コールセンターがありました。
ところが、コールセンターに問い合わせをしても事務的な回答しかしてくれないようで、いろいろと書類を提出しても、元の状態に戻すことは難しいようです。
(私の場合は、電話がつながりませんでした。ずーーーーっと呼び出し中のままでした。)
デポジットを没収、、、
今回はこちらにも落ち度があるので、凍結自体は致し方なしとして、それでも恐ろしいなと思ったのが、デポジットが没収されてしまうという点です。
悪いことをして稼いだお金ならまだしも、理由の如何にかかわらず、没収ですからね。
文化の違いなのでしょうか。
それともグローバルレベルで使われているサービスになると、これくらい強気でやっても何の問題もないということなのでしょうか。
没収したお金の使途ってどうなっているんですかね。
彼らの利益になってしまうのでしょうか。
それとも、慈善団体などに寄附されたりしているのでしょうか。
凍結は詳細が公表されていないルールに抵触すれば、自動的に起こり、コールセンターなどは設置してはいるものの、実際は問い合わせには対応できていないということであれば、これに関するオペレーションのコストが生じているとも思えず、没収することを正当化し難いように思っています。
ちょっと嫌悪感を抱いてしまったのですが、これって日本人の感覚なんですかね。
勉強になった
決済方法の一つとして便利かなと思っていたわけです。
ゆえに、実際にある程度利用して、デポジットが貯まった状態で凍結が起きていたら、今のように落ち着いていられないと思います。
幸いにも、デポジットはありませんでした。
あぁ、本当にあぶなかった。
毎日勉強です。
慎重に一歩ずつ、丁寧に。
日々精進。