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【お仕事のはなし】自分の本が出来上がった時にどう感じたかの記録

お仕事のはなし

7月2日に発売

7月2日に「税務調査を今一度ちゃんと考えてみる本」という本が発売されます。

中小企業に関する税務調査について、思うところをいろいろと書かせていただきました。

連載を書きはじめたのが、2年前で、単行本化の話がスタートしたのが1年前です。

足掛け2年かかったことになります。

著者献本

書籍を執筆すると著者献本といって、出版した本を数冊いただけます。

これまで経験したのが、共著や専門誌だったので、1冊ないし2冊だったのですが、単行本の場合は、思っていたよりもたくさんいただけました。

同じ表紙の本がずらりと並んでいる(重なっている)光景を見ることってあまりないので、眺めていると少し不思議な感じがします。

怖いという感情と疲れたという感情

書籍を出版することは個人のIPOといわれているそうです。

会社がIPOするというと、セレモニーを開いて、

やったね~、おめでとー!!

というイメージを持っていますが、私の個人IPOの感想は、

怖い、疲れた。

という感情でいっぱいでした。

他の方がどのようなリアクションをされるのかはわかりませんが、私のリアクションの薄さに出版社の方もびっくりされたのではないかと思います。

ちなみに何が怖いかというと、

  • 売れなかったらどうしよう
    (出版社の方にご迷惑をおかけしてしまうため)
  • 間違った理解をされてしまったらどうしよう
    (これは避けようがないですね)

ということです。

疲れたは、そのままです。

本を執筆するのって、本当にとてつもない労力と時間をつかうので、本当にそのように感じました。

本を読む気になれない

献本を受けたら、嬉しくなって、また読むんだろうなぁと思っていたのですが、まったくそんなことはありませんでした。

校正の段階で何回も読み返したので、もうお腹いっぱいということもありますが、

  • 誤植を見つけてしまったらどうしよう
  • 誤解を生む可能性のある文章を見つけてしまったらどうしよう

などと考えだすと、とてもじゃないですが、読む気がおきません。

なので、献本のうち1冊を、そっと、事務所の書棚に保管しておこうと思います。

決してネガティブなことを書きたかったわけではないのですが、書籍を発売するにあたって感じたことを記録として残しておきたいと思い、書きました。

頑張ります。

日々精進。


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【お仕事のはなし】「税務調査を今一度ちゃんと考えてみる本」(税務経理協会様)


 

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