だいぶ前
2013年まで税務署に勤めていました。
今年が2025年なので、いつの間にか12年(干支が一周)経っていました。
AI選定の話や、金融機関のオンライン照会の話などをみると、
当時の状況とは全く違うんだろうなぁ
なんて思っています。
(実際に中をみることはできないので、なんだかぼんやり、そうなんだろうなくらいです。)
電子申告が普及したので
とある方が、Twitterで、電子申告が普及したので、編綴作業がなくなったと書かれていました。
(完全にはなくなっていないと思うので、昔に比べると、作業量が減ったという意味かなぁと思っています。)
昔やっていた、申告書と一緒に提出されたOCR用紙を読みこんで、数字の補正をしてといった作業はなくなったのだろうと考えることはあったのですが、言われてみれば、これ以外にも編綴作業といった書面提出ならではの作業が、がっつりなくなりそうですね。
税務署の異動が7月10日ですので、この時期に、法人の調査部門の職員総出で、ジャージーを着て、わいのわいのとやっていたんです。
今年の事務年度がもうすぐで終わりだぞ~
といった感じで結構好きなイベントだったのですが、今の人達からしたら、
なんすか、それ?
って感じなんでしょうね、きっと。
(昔、先輩が、よく、ADP(えーでーぴー)について話してくれたのですが、イメージ湧かなったですし、なんすかそれ?と私が感じていたので。)
アップデートし学び続けないといけない
とある方がTwitterで、元勤務先で経験したことなどをネタにして有名になった方が、その後、芳しくなくなってしまったといったことを書かれていました。
これ、私にも同じことが言えまして(有名になったという点は除く)、書き物では、過去の税務調査などで感じたことを書いていますので、先の編綴作業もそうですし、古い情報になってしまうんですよね。
そして、ネタも尽きて、だんだんと萎れていくという。。
税務調査はこうだー!!
みたいに書いていて、
いや、いまそんなことしてないっすよ、、、
みたいなことは、なんとしても避けたい。
幸いにも、現在の連載は、法人税を学び直してみて、気付いたことなどを書いていますので、過去の経験に頼りっきりではないですし、学び続けているうちは、ネタが、からっからになるということは回避できそうです。
ただ、やっぱりぞっとします。
件の方も、知識のアップデートなどをされたうえで、事業を続けておられるのだろうとは思いますが、周りの評価はそうではないわけで、
現状に胡坐をかいていてはいかんなぁ
と、思った次第です。
日々精進。
【お仕事のはなし】「税務調査を今一度ちゃんと考えてみる本」(税務経理協会様)