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【独立開業】「原議」って役所でしか聞かない気がする

お仕事のはなし

がっちりマンデー

2023年4月30日(日)放送のがっちりマンデーで、国土交通省を特集していました。

国会議事堂を正面に見て、左側に、他の霞が関のビルに比べて、比較的低層のビルがあるのですが、それが国土交通省とのことです。

省庁名は聞いたことがあるものの、土地の何かをしている省なんだろうなくらいのざっくりイメージしかなかったので、とても勉強になりました。

「原議」

下級官庁とはいえ、税務署も役所です。

なので、役所に以前勤めていた人間のさがで、省庁内にテレビが入ると、事務室内の細かなところに目が行ってしまいます。

今回、特に気になったのが、「原議綴り」が書棚にあったこと。

久々に見ました。

「原議」(げんぎ)。

「原議」って何?と思われるかと思います。

私は原本のこと(複製されたものではなくオリジナルの文書のこと)だと理解していました。

ネットでサクッと調べてみたところ、「決裁が完了した文書のことを言う」と説明されている情報が出てきました。

どうやら、村上の理解は間違っていたようです。

確かに、税務署在籍時に、

「『原議』って何ですか?」

と先輩に質問をしたことが何度もあるのですが、明確な回答をして下さった先輩はいなかったように思います。
(あと、「かがみ」の正しい漢字と意味も未だにわかりません。)

ということで、国土交通省の原議綴りは、決裁したあとの文書を綴っているもののようです。

椅子がぶつかるくらい狭い

もう一つ、気になったのが、事務室の狭さ。

役所の配席は、島と言って机が4~6個ほど2列で向かい合わせにした状態でくっついた塊と、それを囲うようにして、離れ小島の役付きの席があります。

国交省の席の配置の仕方は、税務署と同じだったのですが、驚いたのがそれぞれの席の距離の近さです。

島にいる職員の真後ろに、役付きの離れ小島がある状況で、その間を人一人がやっとこさ、通れるくらいの幅しかありませんでした。

壁は一面書類棚でしたし(一応窓はありました。)、圧迫感がすごそうです。

少しの時間だったら耐えられそうですが、あそこに、年がら年中、ほぼ一日中いるのだと思うと、我慢できる気がしません。

税務署でも古い署だと狭いと聞いたことがあります

幸いにも経験がないのですが(あと、単に記憶が徐々に薄れつつあります)、税務署でも古い署だと、同じような環境らしいです。

席を立つときに、椅子に気を付けないと、後ろの人に椅子をぶつけてしまう問題があると聞いたことがあります。

そういった環境から離れてしばらく経ち、その環境を客観的に見てみると、異様な環境に見えてしまったのですが、民間企業でも、そういったものなんですかね。

席が近いと気軽に相談できますし、一緒に働いている感がバリバリある、というメリットはあるとは思いますが、電話の声とか、タイピングの音一つとっても気になりそうで、集中して働けているのだろうかと思ってしまいました。
(私の発想が贅沢なんですかね。)

日々精進。


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